2020年5月15日、JR東日本千葉支社より、幕張新都心拡大地区新駅の工事に着手すると発表がありました。幕張新都心の開発の初期から存在していた新駅の構想ですが、実に30年近くの時間を経てようやく着工となります。
このたび、2020年5月21日現在の現地の様子を確認してきました。
2020年5月21日現在の現地の様子
前回2020年2月に現地を訪れていましたので、そちらの写真も参考に写真を載せておきます。今回の写真と比較すると、駅舎構造物となるあたりの、柵・電柱・建造物・植栽等が撤去されております。本格着工に向けての準備が終わりつつあるということでしょう。
【参考】2020年2月4日の現地の様子
ちなみにこの従業員駐車場として使用されていた土地は、JR東日本がかなり昔からリザーブしていた土地で、JR東日本として何かしらの活用をする想定なのだと思われます。また、その隣のさくら広場脇のC街区はイオンモールがリザーブしている土地で、こちらもイオンモールが新駅開業と同時に何かしらの開発をする可能性はあります。
過去の私のツイートですが、市議会で「新たな複合ビルの建設」と明言されていることが確認できます。JRのリザーブ用地のことなのか、イオンのリザーブ用地のことなのかはこの文章からは読み取ることができません。(ツイート本文のリンク先はリンク切れ)スクショで残しておいてよかったです。
幕張新都心拡大地区新駅の名称
そして注目されるのは、新駅の名称。この駅は請願駅のため、費用負担をしている関係各所と調整の上合意を取る形になるようです。千葉市長の熊谷俊人氏は過去に、新駅の名称についてヒントとなるような『匂わせ』ツイートを幾つかしておりますのでご紹介いたします。
新駅は、イオンモール1/2、千葉県・千葉市・JR東日本がそれぞれ1/6の割合で費用負担しておりますので、費用負担の割合が大きいイオンの意見も大いに影響があるのでしょうが、意外なことに、社名を入れることにこだわっているようでもないようです。そして名称に関して保守的だという熊谷俊人氏が市長の千葉市の考えも示していくとのことで、いわゆるキラキラネームにはなる確率は低そうで、一定の安心感はあります。
一般からの公募もあるのでしょうか。地名の豊砂や浜田が入る「幕張豊砂」や、「幕張浜田」がなどがわりと有力でしょうが、先日私がTwitterでも書きましたが、幕張のかつてのの地名を入れた「幕張大須賀」や、「幕張須賀原」もつづまやかで純朴さがある平和な名称だと思いますので、個人的に推していきたいと思います。
新駅の名称は1年〜2年程度で決定されるでしょうから楽しみです。永く愛される駅名になることを祈っています。
ちなみにJR東日本で直近で開業した新駅である高輪ゲートウェイ駅は、暫定開業の1年3ヶ月前の2018年12月に名称が発表されております。
動画でも現地の様子を撮影したので併せてご覧ください。
コメント
ここの道は自転車で約2年通ってました。やっと工事ですか。完成が楽しみしてます。